
様々な種類があり、炒め物やスープ、鍋や炊き込みご飯等様々な料理に使えるのが魅力的なきのこですが、美味しいだけでなく、ダイエットや美容にもとっても嬉しい効果が盛りだくさんなんです!ダイエット中、脂質や糖質、塩分を我慢したくても完全にカットするのは大変ですし、極端にカットしてしまうと必要なエネルギーが作れず体力低下や栄養バランスの乱れの原因になります。しかし、きのこにはこれらの問題を改善してくれる効果もあるんですよ!今回はきのこの魅力や活用レシピをご紹介します。
きのこの効果
■脂肪燃焼
きのこには「キノコキトサン」と呼ばれる成分が豊富に含まれています。キノコキトサンは脂肪の吸収を抑え体外に脂質を排出すだけでなく、脂肪自体を燃焼する効果があるのでまさにダイエット中には積極的に摂り入れたい食材です。
■便秘解消
きのこには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には腸の蠕動運動を活発にしたり便が排出しやすいように便の硬さを調整する効果があるので、便秘の方に特におすすめです。毒素の排出はダイエット中に必須なので、便秘にお悩みの方は食物繊維をしっかりと摂りましょう。
■ビタミンが豊富
きのこにはビタミンB群やビタミンDが豊富に含まれています。その中でもビタミンBの一種である「ナイアシン」「ビオチン」「パントテン酸」は、多くのきのこに含まれる代表的なビタミンです。
「ナイアシン」は糖質や脂質、たんぱく質からエネルギーを作ったり、アルコールの代謝に役立ちます。肌の代謝やコラーゲンの合成をしてくれるので肌荒れが気になる方にオススメのビタミンです。
「ビオチン」は糖質や脂質、アミノ酸の消化吸収を助けるはたらきがあります。また、筋肉痛を和らげたりアレルギー症状を抑える効果も期待されています。
「パントテン酸」は糖質や脂質、たんぱく質等からエネルギーを作ってくれます。さらに動脈硬化を予防したり、免疫力を高める効果もあるので健康維持に効果的です。ストレスを和らげる効果もあるので、ダイエット中のイライラを抑えてくれる効果も期待できますよ。
■むくみ予防
きのこには「カリウム」も豊富に含まれています。カリウムにはむくみの原因となる体内の余分な水分や塩分を排出する効果があります。むくみは体や顔を大きく見せる原因となるので日頃から塩分を摂り過ぎないようにすることが大切です。
■低カロリーで腹持ちが良い
きのこのカロリーは種類によって異なりますが、どの種類も低カロリー・低糖脂質です。きのこ自体に噛み応えがあるので食べ終わるまでにしっかりと満足感を得ることができますよ!どのきのこも食物繊維が豊富でしっかり咀嚼をする必要があるので、満腹中枢が刺激され食べ過ぎを予防することもできます。
■血糖値の上昇を緩やかにする
食物繊維には血糖値の上昇を緩やかにする効果もあります。血糖値が急激に上昇すると血糖値を下げる為に「インスリン」という成分が分泌されますが、このインスリンには糖分を脂肪に換えて体内に脂肪を貯めこむ働きがあるので、インスリンの過度な分泌は肥満の原因になってしまいます。低GIの食品を摂り入れたり、食事の最初にきのこや野菜等の食物繊維を食べて血糖値の上昇を緩やかにしてあげましょう。
■食事のかさ増しになる
カロリーを抑えようとするとどうしても食事の量が減ってしまいます。食事の時間が短いとあまり満腹感を得られず、間食や次の食事での暴飲暴食の原因になってしまう可能性があるので1回の食事での満足感はとても大切です。そんな時、えのきだけやぶなしめじをいつもの料理に追加すれば簡単に料理のかさ増しができますし、例えばハンバーグや餃子の種にきのこを加えればお肉の量を減らすことができます。汁物にもきのこを加えるだけで、おかずのような食べ応えがでますよ!
きのこは洗わない!
きのこに含まれている栄養素はほとんどが水溶性の為、水で洗うと栄養素が失われてしまいます。また、きのこの風味も失われてしまうので、石泥の付いた附部分を切り落とすだけでそのまま調理に使うことをオススメします。どうしても気になる場合は濡らしたキッチンペーパーなどで軽く表面を吹いてください。ただ、なめこに含まれる粘りの中には汚れが含まれているので、なめこはざるにあげて水で洗ってくださいね。
<加熱のし過ぎに注意しよう>
きのこには水溶性の栄養素が多く含まれていますので、加熱をしすぎると栄養素を破壊してしまいます。ビタミンDは油溶性のビタミンなので油と一緒に食べると吸収率がアップしますが、炒める際は過熱しすぎないように注意しましょう。汁物に入れると溶けだした栄養素も丸ごと摂取できるのでオススメですよ!
種類別の栄養素や保存方法

きのこは種類によって栄養や保存方法が異なります。それぞれの特徴を知り、さらにきのこの魅力にハマってください!
■しいたけの特徴と保存方法

・エネルギー…19kcal
・たんぱく質…3.0g
・炭水化物…4.9g
・食物繊維…4.2g
※可食部100gあたり
肉厚で炒め物や煮物、スープ等幅広く使用できるのが魅力のしいたけ。まるでお肉のようなジューシーさは見ているだけで食欲がそそられますよね。そんなシイタケには「エリタデニン」と呼ばれるしいたけ特有の成分が入っています。エリタデニンには悪玉コレステロールを減らす効果があるので、肥満や生活習慣病を予防する効果が期待できます。また、天日干しした乾燥しいたけには生のしいたけよりも豊富にビタミンDが含まれており、効果的にビタミンDを摂取することができます。
しいたけの保存方法
しいたけは冷蔵で約7日保存ができます。冷凍の場合は約1か月保存が可能です。冷凍する場合は軸の部分を切り取り、傘の部分を食べやすい大きさにカットして保存袋等で保存してください。解凍をすると水分が出て美味しさが半減してしまうので、冷凍したしいたけを料理に使う場合は凍ったまま使ってくださいね。生の状態から天日干しやオーブン等で乾燥させた場合は約2か月保存することができます。湿気やすい場所に置いておくと痛みやすいので、密閉出来る容器に入れ、冷蔵庫か冷凍庫で保存してください。

しいたけは3時間ほど天日干しをすることでビタミンDやうまみ成分である「グアニル酸」を増やすことができます。身が引き締まり食感や風味も増すので、時間のある方は清潔なバット等にしいたけを並べ、窓際やベランダ等で天日干しをしてみてくださいね。
しいたけのオススメレシピ
材料
・しいたけ 4個
・バター お好み
・にんにくチューブ お好み
・ピザ用チーズ お好み
・醤油 お好み
・一味とうがらし お好み
作り方
1.しいたけの軸をキッチンバサミで切ってアルミホイルの上に並べる
2.切った軸を手で割いて横に並べる
3.バター、にんにく、ピザ用チーズをしいたけにのせトースターで焼く
4.200℃のトースターで6~7分焼く
5.一味と醤油をトッピングする

小腹が空いた時のおつまみにピッタリのレシピです!よく噛んで食べることで満腹感が刺激され、しいたけのうまみが噛むたびに染み出してきますよ。
食材豆知識
■にんにく
疲労回復や殺菌効果のある「アリシン」、歯や骨を丈夫にする「リン」、たんぱく質からエネルギーをつくる「ビタミンB6」が豊富に含まれています。
■チーズ
歯や骨を作りストレス解消効果のある「カルシウム」、筋肉や髪の毛など体の組織をつくる「たんぱく質」、皮膚や粘膜を丈夫にし視力を正常に保つ「ビタミンA」、口内炎を防ぎ肌の調子を整えてくれる「ビタミンB2」血行促進やホルモンバランスを整えてくれる「ビタミンE」が豊富に含まれています。
■えのきの特徴と保存方法

・エネルギー…22kcal
・たんぱく質…2.7g
・炭水化物…7.6g
・食物繊維…3.9g
※可食部100gあたり
しゃくしゃきとした食感が魅力のえのきはそのまま調理するのはもちろん、刻んでひき肉等と一緒に使えば食材のかさ増しになるなど様々な使い方ができます。そんなえのきには糖質の代謝を助け疲労回復にも役立つ「ビタミンB1」や脂質の代謝を助け皮膚や粘膜を健康的に保つ「ビタミンB2」が豊富に含まれています。えのきは細胞が破壊される時にうまみ成分が溶け出すので、噛めば噛むほど美味しさが増す食材です。冷凍して使うと解凍する時に細胞が破壊されるのでさらにうまみが増しますよ。長時間加熱すると栄養素が減少してしまうので、炒める時間を短くするかレンジで加熱して使うのがオススメです。
えのきの保存方法
えのきは冷蔵の場合約3日、冷凍の場合約1か月保存が可能です。冷凍することでうま味が増すので、冷蔵保存よりも冷凍保存がオススメです。石づき部分をカットしてそのまま保存するか、必要な大きさにカットして保存してください。塊のまま冷凍しても凍ったまま包丁で切り分けることができるので使いやすいのが嬉しいですね。一度解凍をして再度冷凍をすると水分が出てうま味が減るのでオススメしません。
えのきのオススメレシピ
材料
・えのき 1袋
・片栗粉 お好み
・塩 お好み
・オリーブオイル お好み
作り方
1.えのきの石づきをカットし手で裂いていく
2.片栗粉をえのき全体にまぶす
3.オリーブオイルをフライパンに引き、火は強火にする
4.えのきを入れ5分置き、ひっくり返してさらに5分放置する
5.両面がキツネ色になったらキッチンペーパーに移す
6.お好みで塩を振りかける

ダイエット中でもスナックが食べたい方必見のレシピです!サクサクの食感が癖になりますし、食べ応えも充分ですよ!オリーブオイルを使用することで揚げ物でも罪悪感無く食べることができますね。
食材豆知識
■オリーブオイル
抗酸化作用を持ち動脈硬化を予防する「オレイン酸」が豊富に含まれています。
■しめじの特徴と保存方法

・エネルギー…18kcal
・たんぱく質…2.7g
・炭水化物…5.0g
・食物繊維…3.7g
※可食部100gあたり
ボリューム満点なのに安価な値段で買えるのが魅力のしめじは、量だけでなく歯ごたえもいいので満腹感を与えてくれるダイエット中に嬉しい食材です。えのきと同様に糖質の代謝を助け疲労回復にも役立つ「ビタミンB1」や脂質の代謝を助け皮膚や粘膜を健康的に保つ「ビタミンB2」が豊富に含まれています。免疫力を高めたりコレステロールを下げる等のきのこの効果はもちろん、冷凍保存が可能で様々な料理にボリュームを足してくれるので、冷蔵庫にストックしておきたい食材ですね!
しめじの保存方法
冷蔵保存をする場合は3~4日で使い切るようにしましょう。冷凍保存の場合は約1か月保存が可能です。固まりのまま保存してしまうと解凍するまで小分けにするのは困難です。ただ、一度解凍し再び冷凍するとうま味が落ちてしまいますし、大きさによっては包丁でカットするのも難しいので、石づきを切り落として子房に分け、保存袋に入れて保存してください。
しめじのオススメレシピ
材料
・オートミール 30g
・豆乳(無調整) 200cc
・しめじ 100g
・バター 5g
・コンソメ 小さじ1強
・塩コショウ 適量
・水 100cc
・黒胡椒 適量
作り方
1.しめじの石づきを切り落とし、バラバラにほぐす
2.フライパンにバターを引きしめじを投入して炒める
3.軽く塩コショウをする
4.豆乳と水を投入しコンソメを加える
5.ふつふつと沸騰してきたら黒胡椒を加える
6.オートミールを加え3分ほど煮込む
7.器に盛り付け、お好みで黒胡椒とパセリをかける

クリーミーで濃厚な粥になりました!オートミールには食物繊維やビタミンミネラル等の栄養素が豊富に含まれており、豆乳で植物性たんぱく質も摂れるので、簡単なのに栄養バランスの良い1品になっています。
食材豆知識
■オートミール
腸内環境を整え生活習慣病予防に役立つ「食物繊維」、赤血球を作り代謝を支える「鉄」、歯や骨を作りストレス解消効果のある「カルシウム」が豊富に含まれています。
■豆乳
美肌効果のある「イソフラボン」、血流改善や食べ過ぎ防止に役立つ「大豆タンパク質」、コレステロールを抑制する「サポニン」が豊富に含まれています。
■エリンギの特徴と保存方法

・エネルギー…19kcal
・たんぱく質…2.8g
・炭水化物…6.0g
・食物繊維…3.4g
※可食部100gあたり
コリコリとした食感が癖になるエリンギ。カットして料理に使うのはもちろん、輪切りにして焼きバターや醤油等で味付けしても美味しいので、大人から子供まで大人気のきのこです。角切りにすれば料理のかさ増しになるなど、様々な料理に使用できます。糖質の代謝を助け疲労回復にも役立つ「ビタミンB1」や脂質の代謝を助け皮膚や粘膜を健康的に保つ「ビタミンB2」が豊富に含まれ、その他きのこの栄養素もバランス良く含まれています。食感があり満腹中枢を刺激してくれるのでダイエット中に嬉しい食材ですね。
エリンギの保存方法
エリンギはそのまま冷蔵する場合約6日、カットされたものだと約3日保存ができます。冷凍の場合は約1か月保存が可能です。ただ、冷凍をするとエリンギの弾力が落ちてしまうので、エリンギの食感を楽しみたい場合は冷蔵保存で早く使いきるようにしましょう。冷凍の場合は角切りや乱切り等にして保存し、料理に混ぜて使うのがオススメです。
エリンギのオススメレシピ
材料
・エリンギ お好み
・みりん 大さじ1.5
・醤油 小さじ1.5
・油 大さじ1~2
・ブラックペッパー お好み
・バター 小さじ1
・パセリ お好み
作り方
1.エリンギをお好みの切り方でカットする
2.フライパンに油を引いてエリンギを炒める
3.エリンギが少ししんなりしてきたらみりんと醤油を加える
4.少し多めにブラックペッパーを加える
5.バターを加える
6.最後にパセリを加え軽く炒める

こちらもおつまみにピッタリな1品です。炒めるだけでサッとできるので、あと1品足りない時にもオススメですよ!
食材豆知識
■パセリ
塩分を排出し血圧を正常に保つ「カリウム」、赤血球を作り代謝を支える「鉄」、細胞の酸化を防ぐ「ビタミンK」、抗酸化作用で若々しい細胞を保つ「ビタミンC」、肌トラブルの予防に役立つ「βカロテン」が豊富に含まれています。
■まいたけの特徴と保存方法

・エネルギー…15kcal
・たんぱく質…2.0g
・炭水化物…4.4g
・食物繊維…3.5g
※可食部100gあたり
独特な形が特徴的で炊き込みご飯が有名な使い方のまいたけですが、汁物に入れたりカレーに混ぜたり味付けをしてお肉などにトッピングしたりと実は様々な料理に使用できます。そんなまいたけには「銅」が多く含まれています。銅には赤血球にあるヘモグロビンの合成を助けたり、鉄の吸収を促進する効果があるので貧血の方にもオススメの食材です。また、ポリフェノールも豊富に含まれており、細胞の老化や動脈硬化、がんを防ぐなど健康に嬉しい効果が盛りだくさんです。「ビタミンD」や「ビタミンB2」の含有量はキノコの中でもトップクラスなので積極的に食べていただきたいですね。
まいたけの保存方法
まいたけは冷蔵で約3~5日保存が可能です。冷凍の場合は約1か月保存できます。その場合手でほぐし保存袋に入れて冷凍してください。使用する時は冷凍のまま料理に使えますよ。
まいたけのオススメレシピ
材料
・舞茸 120g
・卵 2個
・マヨネーズ 大さじ1/2〜1
・オリーブオイル 大さじ1強
・塩 少々
・パセリ お好み
作り方
1.まいたけを手でほぐす
2.卵とマヨネーズを合わせ混ぜる
3.温めたフライパンにオリーブオイルを引き、まいたけを加える
4.塩を加え全体に絡める
5.舞茸に焼き色がついたら卵を加えて炒める
6.⑤を器に盛り付け、お好みでマヨネーズやパセリを加える
舞茸を焼く場合はたまにひっくり返す程度で大丈夫です。しっかりと焼き目をつけることで水っぽさが無くなります。

舞茸の食感が癖になる、巻かない簡単オムレツです。あと1品足りない時やお弁当用としてもオススメですよ!
食材豆知識
■卵
筋肉や髪の毛など体の組織をつくる「たんぱく質」、皮膚や粘膜を丈夫にし視力を正常に保つ「ビタミンA」、血行促進やホルモンバランスを整えてくれる「ビタミンE」、骨を丈夫にする働きを持つ「ビタミンD」、代謝をサポートし赤血球を作る「ビタミンB12」、赤血球を作り代謝を支える「鉄」、糖質やアミノ酸、脂質などの消化吸収を助ける「ビオチン」が豊富に含まれています。
■オリーブオイル
抗酸化作用を持ち動脈硬化を予防する「オレイン酸」が豊富に含まれています。
■パセリ
塩分を排出し血圧を正常に保つ「カリウム」、赤血球を作り代謝を支える「鉄」、細胞の酸化を防ぐ「ビタミンK」、抗酸化作用で若々しい細胞を保つ「ビタミンC」、肌トラブルの予防に役立つ「βカロテン」が豊富に含まれています。
■マッシュルームの特徴と保存方法

・エネルギー…11kcal
・たんぱく質…2.9g
・炭水化物…2.1g
・食物繊維…2.0g
※可食部100gあたり
きのこ類の中で唯一生で食べることができるマッシュルーム。低カロリーきのこの中でもさらに低カロリーで、サラダにトッピングしたりアヒージョにしたりソースにしたりと様々な食べ方ができます。マッシュルームには糖質の代謝を助け疲労回復にも役立つ「ビタミンB1」や脂質の代謝を助け皮膚や粘膜を健康的に保つ「ビタミンB2」、ヘモグロビンを合成し鉄の吸収を促進する「銅」が豊富に含まれています。他のきのこと比べると少々お高めですが、サラダにトッピングしてオリーブオイル等の油と一緒に食べた場合、水や熱に弱い水溶性の栄養素を減らすことなく摂取でき、ビタミンDの吸収率を上げることができるので、きのこ類の中で最も栄養を摂取することができます。もちろん加熱調理でも栄養を摂取することができるので、是非いろんな料理に使用してみてください。
マッシュルームの保存方法
マッシュルームは変色しやすいので、カットする場合切り口にレモン汁をかけておくと変色を予防することができます。冷蔵の場合約5日、冷凍の場合は約3週間保存が可能です。ただし、マッシュルームは痛みやすいので冷蔵保存をする場合はカットをせずにそのまま保存するようにしましょう。
マッシュルームのオススメレシピ
材料
・マッシュルーム 10個
・玉ねぎ 1/4個
・糖質ゼロ ベーコン 2パック
・卵 2個
・バター 20g
・低糖質豆乳 大さじ2
・粉チーズ 20g
・生クリーム 150ml
・塩コショウ 少々
・乾燥パセリ 少々
作り方
1.玉ねぎを薄切りにする
2.マッシュルームは濡らしたキッチンペーパーで軽く拭き、軸を取って5mm幅にカットする
3.ベーコンを2cm幅にカットする
4.ボウルに卵、豆乳、生クリーム、粉チーズ。塩コショウを入れ混ぜる
5.フライパンにオリーブオイルを引き、玉ねぎを炒める
6.玉ねぎの色が変わったらバター、ベーコン、マッシュルームを加える
7.塩コショウを加え軽く絡めたら、耐熱容器に移し替える
8.④で作ったソースをかけ、カットしたゆで卵をのでる
9.トースターで15分ほど加熱する
10.焼きあがったら仕上げに乾燥パセリをかける

とっても美味しいチーズグラタンでした!たんぱく質もしっかりと摂れることができ、ボリューム満点なので大満足間違いなしのレシピです。
食材豆知識
■玉ねぎ
塩分を排出し血圧を正常に保つ「カリウム」、腸内環境を整え生活習慣病予防に役立つ「食物繊維」、血液の凝固を抑制しサラサラに保つ「硫化アリル」、アンチエイジング効果のある「ケルセチン」が豊富に含まれています。
■ベーコン
筋肉や髪の毛など体の組織をつくる「たんぱく質」、効率の良いエネルギー源となる「脂質」、皮膚や粘膜の健康維持に関わる「ビタミンB1」、代謝をサポートし赤血球を作る「ビタミンB12」、抗酸化作用で若々しい細胞を保つ「ビタミンC」、 筋肉の働きや神経機能を正常に保つ「ナトリウム」 が豊富に含まれています。
■卵
筋肉や髪の毛など体の組織をつくる「たんぱく質」、皮膚や粘膜を丈夫にし視力を正常に保つ「ビタミンA」、血行促進やホルモンバランスを整えてくれる「ビタミンE」、骨を丈夫にする働きを持つ「ビタミンD」、代謝をサポートし赤血球を作る「ビタミンB12」、赤血球を作り代謝を支える「鉄」、糖質やアミノ酸、脂質などの消化吸収を助ける「ビオチン」が豊富に含まれています。
■豆乳
美肌効果のある「イソフラボン」、血流改善や食べ過ぎ防止に役立つ「大豆タンパク質」、コレステロールを抑制する「サポニン」が豊富に含まれています。
■パセリ
塩分を排出し血圧を正常に保つ「カリウム」、赤血球を作り代謝を支える「鉄」、細胞の酸化を防ぐ「ビタミンK」、抗酸化作用で若々しい細胞を保つ「ビタミンC」、肌トラブルの予防に役立つ「βカロテン」が豊富に含まれています。
■なめこの特徴と保存方法

・エネルギー…21kcal
・たんぱく質…1.8g
・炭水化物…5.4g
・食物繊維…3.4g
※可食部100gあたり
お味噌汁やあんかけ等に使用されるぬめりが特徴のなめこ。基本的にきのこ類は洗う必要が無いのですが、なめこの特徴であるぬめりには汚れが含まれている可能性があるので軽く洗って使用してください。なめこのぬめりの正体は「ムチン」と呼ばれる糖たんぱく質です。ムチンには胃や口、鼻等の粘膜を保護する効果があり、さらには風邪の原因となるウイルスの侵入を防ぐ抗ウイルス作用もあります。また、たんぱく質の吸収を促進する効果があるので、汁物やソースにして肉や魚などと合わせて食べるのがオススメです。
なめこの保存方法
なめこは冷蔵の場合約2~3日、冷凍の場合約1か月保存が可能です。なめこは痛むのが早いので、開封後すぐに使わないのであれば保存袋に入れ冷凍しましょう。きのこは水分に弱いので保存する場合は洗わずにそのまま保存し、使用する直前に洗ってください。
なめこのオススメレシピ
材料
・なめこ 2〜3パック
・舞茸 1パック
・豚ロース 300g
・白菜 1/8個くらい
・ほうれん草 4束くらい
・長ネギ 1本
・お好みの豆腐(小さめ) 1パック
・水 600ml
・出汁パック 1つ
・麺つゆ 大さじ1〜2
・生姜チューブ お好み
・ニンニクチューブ お好み
・中華出汁 お好み
作り方
1.白菜をざく切りにし、長ネギは斜めにカットする
2.舞茸を手でほぐし、ほうれん草をざく切りにする
3.なめこは軽く水で洗い、豆腐はパックから出しておく
4.鍋に水と出汁パックを入れる
5.沸騰したら2分置き、出汁パックを取り出す
6.⑤ににんにく、生姜、中華出汁、麺つゆを入れる
7.⑥に葉物野菜、なめこ以外の具材を入れ煮立たせる
8.ほうれん草、白菜の葉、なめこを入れ煮立たせる
お好みで黒酢や一味を入れると中華のような味になります。

体がポカポカを温まる絶品スープです。なめこのとろみが餡のようになり満腹感も◎ですよ!栄養が溶け出しているのでスープまで飲み干してくださいね!
食材豆知識
■豚ロース
筋肉や髪の毛など体の組織をつくる「たんぱく質」、皮膚や粘膜の健康維持に関わる「ビタミンB1」、たんぱく質からエネルギーをつくる「ビタミンB6」、塩分を排出し血圧を正常に保つ「カリウム」などが豊富に含まれています。
■白菜
抗酸化作用で若々しい細胞を保つ「ビタミンC」、腸内環境を整え生活習慣病予防に役立つ「食物繊維」、塩分を排出し血圧を正常に保つ「カリウム」、赤血球の生産を助け貧血を予防する「葉酸」が豊富に含まれています。
■ほうれん草
塩分を排出し血圧を正常に保つ「カリウム」、赤血球を作り代謝を支える「鉄」、皮膚や粘膜を丈夫にし視力を正常に保つ「ビタミンA」、抗酸化作用で若々しい細胞を保つ「ビタミンC」、歯や骨を作りストレス解消効果のある「カルシウム」、血糖値を下げる「マグネシウム」が豊富に含まれています。
■ネギ
疲労回復や殺菌効果のある「アリシン」、美白効果や免疫力を高める効果のある「ビタミンC」、免疫力を維持する効果のある「カリウム」が豊富に含まれています。また、腸内環境を整える効果のある「食物繊維」が豊富に含まれています。
■木綿豆腐
筋肉や髪の毛など体の組織をつくる「たんぱく質」、美肌効果のある「イソフラボン」や細胞の酸化を防ぐ「ビタミンK」、血糖値を下げる効果のある「マグネシウム」、歯や骨を作る「カルシウム」が豊富に含まれています。
■生姜
白血球を増やし免疫機能を活性化させる「ジンゲロール」、血行を良くし冷えを改善する「ショウガオール」、皮膚や粘膜の健康維持に関わる「ビタミンB1」、口内炎を防ぎ肌の調子を整えてくれる「ビタミンB2」が豊富に含まれています。
■ニンニク
疲労回復や殺菌効果のある「アリシン」、皮膚や粘膜の健康維持に関わる「ビタミンB1」、たんぱく質からエネルギーをつくる「ビタミンB6」、肌トラブルの予防に役立つ「カロテン」が豊富に含まれています。
まとめ

栄養たっぷりで美容にも健康に嬉しいきのこ。おかずとしてはもちろん、汁物に入れたりおつまみにしたりと様々な料理に使えるので、毎日無理なく摂り入れることができますよ!是非いろんな食事に組み合わせて積極的に摂取してくださいね。